亀山(セイタカイグチ)2008年 9月 7日


 
 姫路周辺ではキノコ類の種類が豊富な大成池〜亀山のルートを歩いてきました。予想通り多くのキノコ類を見ることが出来ました。大成池の碑文の近くまでは車を乗入れることが可能です。

大成池の碑文

コンイロイッポンシメジ
 やはり松林の湿った土地にはキノコ類が多く、セイタカイグチは初めて見ました。軸の模様が何ともいえず不気味ですが鮮やかです。大成池からしばらく歩くと新池に着きます、

シロイボカサタケ

クロヒメカラカサタケ
 

セイタカイグチ

新池
 胴部分の末端が平らになったウチワヤンマの仲間がいましたが、南方から現在北上を続けているタイワンウチワヤンマの様に見えました。花は少ない時期ですがメドハギは多く咲いていました。

タイワンウチワヤンマ

メドハギ
 道の両側はいろんなキノコが現れて、やはり姫路周辺ではこの地区が最もキノコ類が豊富な地区のようです。秋がもっと深くなれば食用のアミタケ・ハツタケなども期待できます。

ミドリニガイグチ

テングタケの仲間
 亀池手前をちょっと寄道すると井関神社奥宮があります、神社裏の巨石がご神体のようです。。

井関神社奥宮

井関神社奥宮巨石
 以下の2種類は未調査キノコです。

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 沢の源頭の様な地形を過ぎると亀池に付きます。多少雨が降始めましたが歩くのには支障がなく、亀山まで行ってみることにしました。

池手前の湿地

亀池
 池にはショウジョウトンボが数多くいました。アカトンボ(アキアカネ)と比べると腹広で扁平なのが特徴のようです。亀池からしばらく登ると亀岩があります。横から見ると亀にも見えなくはありませんので、亀池も亀山もこの石から名付けられたようです。

ショウジョウトンボ

亀岩
 山頂は誰もおらず(そういえばこのルート誰も出会わず)三角点も独り占めでした。東方向が開け、伊勢山・笠形山方面がよく見えました。

亀山手前より東方

亀山山頂
 ちょっと南は書写・広峰方面ですが、高御位山は確認できませんでした。ここから東に藪尾根を下ると古代門柱石と言う、明らかに人工的に削った石が存在しています。昔は門があったのでしょうか、岡山県の鬼城の遺跡に似ているようです。

亀山山頂より東方

古代門柱石
 藪こぎしばしで亀池に戻ります。ここから往路を引返し、帰路につきました。帰りに新池堤防より登った亀山がよく見えました。また、この辺りは日本ハムがボランティアで森林を整備しているようです。

亀池に戻る

新池堤防より亀山
 今日の散歩は、赤線の位置です。

地図

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