来日山(コウノトリ)2008年06月28日


 
 今日は、2〜3日前に仕事で養父市を訪れた際、寄りたかったが時間的に寄れなかったコウノトリ公園を訪れました。コウノトリ公園に、8時30分に到着しましたが、公園は9時開門なので周囲を散策してみると、人工の巣の上に1匹、水田の中に2匹の計3羽のコウノトリが放鳥されていました。どうやらつがいと、巣立ちした雛のようでした。

人口巣上のコウノトリ

田んぼで餌をとるコウノトリ
 公園中には20〜30羽のコウノトリが離されていますが、羽を切っていあるのか飛びません。また、両足に足環が装着してあり、個体識別のためとはいえ、ちょっと気の毒な気はします。


コウノトリ。研究とはいえ、足環は必要か疑問です。
 無農薬・減農薬の水田が広がる生き物に恵まれた環境のため、いろいろな生物が水田中にいそうですが、ショウジョウトンボ、ハグロトンボが撮影できました。ショウジョウトンボは赤とんぼ(アキアカネ)に似ていますが、色がより赤に近いことと、腹部の薄いことが特徴です。

ショウジョウトンボ

ハグロトンボ
 公園散策後、車で来日山山頂部近くまで上がり、近い散策で頂上に向かいました。来日山も1等三角点の山で植林が少なく環境の良い山で、頂上からの展望にも優れています。円山川沿いからでも登山できますが、駐車場がないため今日は山頂部のみの散策としました。

来日山三角点(1等三角点)

来日山より南方
 山頂部は多少草原風となり、ササユリが多く咲いていましたが、今まで見た中で最も赤色が強く、ピンクに近いものまでありました。途中に展望用東屋があり、カメラを持った方が居たので何を撮っているのか聞くとヒザマツミドリシジミという答えでした。学生時代鳥取市の久松山をさんざん探しても見つからなかったヒサマツミドリシジミですがここにいたとは驚きです。今日は曇天のため期待できないとのことでした。
 こ

ササユリ(えらくピンクです)

来日山石仏
 

ツルアリドウシ

ヤマトウバナ

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