三濃山(タムシバ)2008年 4月 6日


 
 2今日は天気もよいので、佐用町の光福寺の天然記念物大イトザクラを見てから、旧南光町殿崎と旧三日月町弦谷のカタクリ群生地に寄り、三濃山に登るルートをとることにしました。大イトザクラはちょうど満開で朝まだ早いため訪れる人も少なく、よい桜見物ができました。

光福寺大イトザクラ

大イトザクラを横から見る
 殿崎のカタクリは朝まだ早いため満開とまでは行きませんでしたが、弦谷のカタクリは満開を過ぎ、多少老化している個体も混じっていましたが、大半は満開状態で、シロバナのカタクリも混じっていました。来週では遅くちょうど限界だったようです。

白花のカタクリ

カタクリ
 カタクリに混じってイチリンソウも早く花をつけていました。播磨科学研究都市まで車で上がり、SPRing8の横を過ぎ、都市の中の最も高いところに配水施設があり、その右から遊歩道があります。相生市の羅漢の里から登ると傾斜が緩い割には距離がありますが、ここからだと傾斜も緩く距離も短く山頂まで行けます。

イチリンソウ

配水池
 看板があり道も整備されて簡単な散歩気分で山頂まで登れます。途中にはタムシバの花が多く咲いていました。タムシバとコブシの違いがよく解りませんが、このあたりはすべてタムシバの様です。

遊歩道入り口

タムシバ
 途中も道標が完備され広い散歩道で頂上まで行けます。頂上には三等三角点があります。

途中の看板

三濃山三角点
 ここの頂上には天然記念物のアカガシの老木がありますが、かなり衰退し、葉っぱは一部に残っているだけですが地元の方々でしょうか、手入れと植樹、散水等維持に努力あされているようです。南から相生市の少年団のグループが登ってきてお昼ご飯を食べ出したので、アカガシの状態も確認したので下ることにしました。

天然記念物アカガシ

山頂から南望
 高低差150m程度の散歩で距離も短く、ちょっと時間の空いたときに来るのには適しているようです。

地図

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