鴨池・白浜(姫路市)海岸(コハクチョウ) 2007年12月01日


 
 12月まではあちこち山に花を探しに行きますが、12月には山に花がなくなり、嫌いな狩猟民族も活動を始め、山陰側は天気も悪くなるので2月下旬までは野鳥の観察に精を出します。
 小野の鴨池にコハクチョウが来たらしいので、出かけました。池の畔にカメラマンが多く居ましたが、コハクチョウは気にすることもなく悠然と泳いでいました。

コハクチョウ

コハクチョウ

コハクチョウと幼鳥

コハクチョウと幼鳥
 鴨池の北側にはサギのコロニーがあり、松の枝上にはサギが数匹周囲を見張っていました。池内には、オナガガモ・マガモ・カルガモ・ヒドリガモのカモ類、ホシハジロ・キンクロハジロのハジロの仲間、カワウ・カイツブリなどが居ました。最近カワウは何処でも異常繁殖しているようで、ここでも多く見られました。

ダイサギ

オカヨシガモ
 鴨池から白浜海岸まで移動しました。天気も良く風もないので波紋も美しく、引潮でアサリ・マテ貝を採取している人がいました。

白浜海岸の干潟

海岸の波紋
 下左はハスノハカシパンと言い、貝でも、ヒトデの仲間でもなく、ウニの仲間です。海上の杭には、ウミウが停まっていました。

ハスノハカシパン

ウミウ
 花としては、コマツヨイグサとスイカズラ科の花(あとで栽培種ロニセラと判明)が咲いていました。

コマツヨイグサ

ロニセラ
 海にはウミアイサ・カンムリカイツブリ・ユリカモメ・カモメなどが居ましたが、目当てのシギ・チドリ類の姿は全然見えず、あきらめて帰りました。

ウミアイサ

ユリカモメとカモメ

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