通宝寺山(サラシナショウマ) 2007年 11月 13日


 
 天気もよいので、通宝寺山(ゆめさきの森公園)に行くことにしました。弥勒寺を越えた先に県立の公園施設と駐車場があり、周囲の山を一周できます。最高峰でも400m弱ですが、結構縦走路には上り下りがあり散歩には良い道です。今日は駐車場からすぐ右の山に登り尾根を一周する道を取りました。

公園管理施設

ゆめさきの森 公園地図
 山を右側に巻き、谷筋をしばらく登ってから尾根に取付きます。尾根に取付いたところに。木製の展望台があります。コナラが多少色づいている以外は、アキノキリンソウコウヤボウキセンブリ等の花が咲いていました。そこから支尾根通しに外周尾根まで向います。外周尾根に付くと、先ほどの展望台が見えます(16倍望遠で)

支尾根の展望台

外周尾根より支尾根展望台
 外周尾根は通称「ラクダの尾根」と呼ばれ、三角点があります。尾根筋はアカマツとコナラ林ですが、樹高は1.5m前後と低く展望がよい尾根です。南には書写山が見えていました。

外周尾根三角点
外周尾根より書写山
 途中に手摺付岩場があり、岩棚に石像が祭られていました。石像はこの公園が出来る前から存在していた様です。公園管理地内だから手摺が必要なのでしょうか?、同様にすると考えると高御位山の山頂の岩場であればどの程度手摺が必要なのでしょうか、落石注意なら抜本対策が必要ですが、落石注意と転落注意は大きく違うと思います。
 先の尾根は、また、なだらかとなりますが、北西方向に笠形山が見えました。

岩尾根の石仏

外周尾根より笠形山
 尾根を行くと、きつい上り下りが続くようになり、正面北西方向には、明神山の吊り尾根がよく見えました。このあたり紅葉にはまだしばらく日数が必要な様です。
 一度峠まで下り登り直すと、左下に通宝寺池が見えます。人造湖ですが、なかなか大きな池です。

外周尾根より明神山

外周尾根より通宝寺池
 尾根を回り込み、杉林をジグザグに下ると沢筋の遊歩道に出ます。この前来た時はこの左の道から出てきて右に下りました。このあたり、サラシナショウマアキチョウジヨシノアザミサンヨウブシ(管理施設の写真にはヤマトリカブトと書いてありましたが、分布と花柄が無毛の事よりサンヨウブシ出はないかと思います。)・ヤマハッカシュウブンソウなどが咲いていました。平坦な道をしばらく下ると、通宝寺池の横に出ます。奥に縦走した尾根が見えています。

遊歩道出合

通宝寺池より外周尾根
 あまり高度はない尾根ですが、上り下りもかなり多く、ちょうど良い運動になる山です。

地図

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