砥峰(ムカゴソウ) 2007年 9月 3日


 
 今年は9月に入っても涼しくならないので、川上村大河内ダム横の「地蔵の水」を汲み、平家そばで手打そばを食いがてら散歩出来る砥峰高原に行きました。
 「地蔵の水」は無料で、水量が多くいつも数人待ちの状態ですが、近いのでよく水を汲みに行きます。
平家そばも多少空席があり、手打そばが食べられました。
 車を東側駐車場まで回しここから歩き始めます。


平家そばより砥峰高原
 下左が駐車場の歩道入口で多少ススキの藪が覆っていますが道ははっきりしており、何回も来ているため十分歩けます。日向は暑いですが日陰にいると多少涼しくなります。
 歩き始めるとススキの花が咲いており、外にアカバナヤマシロギクアブラガヤオオアブラススキなどが咲いています。道の横に数株ムカゴソウの花が咲いていました。ムカゴソウはラン科の兵庫県絶滅危惧種Aですが、花が小さく一目するととてもランに見えずユリ科のようです。ススキの中を楽しく登れますが、1年に1度4月に火入れが行われ、段が峰と違いこちらは放っておくと樹木帯になってしまう様です。

砥峰歩道入口

砥峰歩道
 展望台まで登ると砥峰交流館と付属平家そばが見えます。下右は16倍ズーム目いっぱい伸して撮影したもので、左の写真と同じ処からのものです。さすが16倍はすごい高性能レンズで、ピントもずれていません。展望台の周辺には、ノアザミ(最終)・ウメバチソウ(咲始め)イヌノハナヒゲなどが咲いています。

展望台より砥峰交流館

左の写真16倍ズーム
 展望台からは、北東に平石山が見えます。秋には川上村から沢を詰めて登りたいと思っています。右は展望台そのもので、向に太田池が見えます。

展望台より平石山


展望台

 尾根のてっぺんは標高900m以上あり、風も通り結構涼しい場所です。北西には千町が峰も見えました・この高原に初めて来たのは40年前で、その頃は太田池も小さな池で、ダムもなく峰山高原もまだ開拓者が入っている状態で自然いっぱいでした。それから何度来たかしれないぐらいですがそれなりに楽しめます。
 最上部を直進すると6kmほどで峰山高原に着きます。

最上部分岐

砥峰最上部より千町が峰
 今日の地図は下に示します。暑いので距離を伸さず帰りました。

地図

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